健診(検診)・予防接種
健診(検診)
太田市の「特定健診」(メタボリックシンドローム対策に重点をおいた健診)を実施しています。
他に「肝炎ウイルス検診」「前立腺がん検診」「大腸がん検診」「胃がん(内視鏡)検診」「ヘルスチェック」も実施しています(胃がん検診は予約が必要です。事前にお電話でお問い合わせ下さい)。
受診の際は「受診券」「質問票」「保険証」「バーコードシール」を持参してください。
メタボリックシンドロームについて
肥満には、内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満の2タイプがあります。
内臓脂肪型(リンゴ型):内臓周りに脂肪が蓄積したもの
皮下脂肪型(洋ナシ型):下腹部・お尻などの皮下に脂肪が蓄積したもの
特に注意が必要なのは内臓脂肪型で、脳梗塞・心筋梗塞などの血管障害を起こしやすくなります。内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖・高脂血症・脂質異常のうち2つ以上該当するものをメタボリックシンドロームといいます。
内臓脂肪量の正確な測定にはCT検査が必要ですが、全員に実施するのは医療費や放射線被曝などの面から現実的ではありません。そこで重要となるのが「腹囲」です。腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上あるかたは内臓脂肪型肥満(内臓脂肪面積100cm²以上)と考えられ、要注意です。
※腹囲は「立った状態のへその高さ」で計測します。ウエストとは異なります。
また、当院では「健康診断(雇用時、定期など)」及び「健康診断書の作成」も行っております。指定書類や、指示されている検査項目があれば、診察時にお伝え下さい。
基本項目(診察、診断書作成、尿検査など)は3,000円〜です。他に検査内容によって下記料金が加算されます。血液検査の費用は、検査項目数によって変動しますので、目安とお考えください。
検査 | 費用 |
---|---|
血液検査[肝機能・脂質など] | 1,600円〜 |
胸部X線撮影 | 2,600円 |
予防接種
乳幼児・小児、成人の各種予防接種を行っています。
接種を希望されるかたは、事前にお電話でお問い合わせの上で来院をお願いします。
●乳幼児・小児
B型肝炎、ロタウイルス、ヒブ、肺炎球菌、4種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)、2種混合(ジフテリア、破傷風)、BCG、MR(麻疹・風疹)、水痘(みずぼうそう)、日本脳炎、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)、おたふくかぜ、インフルエンザ
※上記の中で「おたふくかぜ」「インフルエンザ」以外は定期接種ワクチンです。定期接種ではワクチン毎に接種期間が定められています。期限を超えてしまうと任意接種扱いとなり、接種費用がかかってしまいますので、出来るだけ期間内に受けるようにしましょう。
●成人
ワクチン | 費用 |
---|---|
B型肝炎 | 5,390円 |
肺炎球菌 (ニューモバックス) | 7,920円 |
MR (麻疹・風疹) | 10,230円 |
麻疹 | 6,160円 |
風疹 | 6,160円 |
おたふくかぜ | 6,160円 |
水痘 | 8,250円 |
帯状疱疹 (シングリックス) | 22,000円 |
※税込価格です。
※インフルエンザは毎年10月〜12月頃の期間でワクチン接種を行っています。ワクチン受付が開始となりましたら、こちらのホームページ上でもお知らせします。
※「know-VPD」というサイトに、小児・成人の予防接種スケジュール、予防接種を受ける際の注意点やQ&Aなど、ワクチンに関する様々な情報が掲載されていますのでご参考にして下さい。下記のバナーをタップするとサイトに移動します。
帯状疱疹ワクチンについて
子供のころに水痘(水ぼうそう)にかかると、治ったあともウイルスが体の中に潜んでいて、免疫力が落ちたときに帯状疱疹としてあらわれます。50歳以降で発症しやすくなり、神経痛や視力低下などの重い後遺症が残ることもあります。
帯状疱疹ワクチンには2種類あり、それぞれの特徴は以下のとおりです。接種を希望される方は、どちらのワクチンを打つか、よくご検討ください。
▶横にスクロールしてご覧ください。
水痘生ワクチン | シングリックス | |
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対象者 | 50歳以上 | 50歳以上 |
用法 | 1回(皮下注射) | 2ヶ月の間隔をあけて2回(筋肉注射) |
予防効果 | 50~60% | 90%以上 |
持続期間 | 5年程度 | 9年以上 |
費用 | 7500円 | 22000円 × 2回 |
特徴 | 安価、注射1回で済む | 高価、注射2回必要だが、予防効果は非常に高い。 |