荒田医院、群馬県太田市、内科、小児科、皮膚科、糖尿病・甲状腺外来荒木医院

糖尿病外来

糖尿病外来の診療

糖尿病外来は、午後受付は16:30まで。木曜は休診です。
 
「糖尿病」「糖尿病予備軍」の方は日本に約2000万人もいると言われています。
糖尿病を語る上で大事なホルモンが、膵臓から分泌される「インスリン」です。数あるホルモンの中で唯一血糖値を下げる作用があり、インスリンの働きが悪くなると糖尿病を発症します。
・インスリンの分泌低下(車で例えると“ガス欠”です)
・インスリンの効きが悪い(「インスリン抵抗性」といい、“燃費の悪い車”です)
・妊娠、薬剤(ステロイドなど)の副作用、膵臓や肝臓の病気など
が糖尿病の原因となります。
 
治療の基本は「食事」と「運動」ですが、効果不十分な場合には薬剤が必要となります。
現在、糖尿病の治療薬は飲み薬だけでも30種類近くあり
1 インスリンの分泌を促す薬
2 インスリンの効き(燃費)を改善する薬
3 腸からの糖質吸収を穏やかにする薬
4 尿から糖を排泄する薬
など主に8タイプに分類されます。
 
そして、それらの薬の中には、血糖値を下げるだけではなく
・体重(特に内臓脂肪)を減らす
・低血糖を起こしにくい
・心不全や脳卒中を予防する
・糖尿病合併症の1つである腎症・腎機能低下を予防する
・週1回の内服(もしくは注射)で有効
などのプラスアルファの効果を持ったものがあります。
糖尿病の原因が色々あるように、薬にも色々な種類があります。数ある薬剤の中から、それぞれの患者さんの糖尿病のタイプに合った治療を行うことが重要です。

糖尿病合併症について

なぜ糖尿病は治療しなければいけないのか?合併症を予防するためです。合併症には細い血管の障害(細小血管障害)と、太い血管の障害(大血管障害)があります。それぞれの頭文字をつなげて細小血管障害は「しめじ」、大血管障害は「えのき」と覚えます。
:神経障害    :壊疽(特に足)
:網膜症(眼)  :脳卒中
:腎症      :虚血性心疾患
 
特に「しめじ」は糖尿病3大合併症とも言われ、進行すると失明や透析へつながります。糖尿病を発症してから、約5年で神経障害、約10年で網膜症、約15年で腎症の合併を認めるといわれています。しかし血糖コントロールの悪いかたではこれよりも早期に合併症が出現することもありますし、腎症が他の神経障害や網膜症に先行して認められることもありますので、あくまで目安とお考え下さい。そして、糖尿病の治療を行って血糖コントロールが良くなったとしても、合併症は一度進行してしまうと改善は困難です。合併症を起こさないためには、早期発見・早期治療が非常に大事なのです。
定期的に健康診断を受け、異常があれば早めに医療機関を受診しましょう。